お金の「流れ」は『人の心理』によって影響を受ける。
以前の記事でそう書かせていただきました。
さて、それでは人の心理を読むということについて、もう1つ深く考えていきましょう。
人の心理を読むには、人が行う『選択行動』について注目すると、よりわかりやすくなります。
なぜなら、『選択』には人の心理が反映されているからです。
…ちょっと難しくなってきましたね。笑
今の内容を株式市場に例えてお話していきましょう。
まず、人の『選択』が株式市場での何にあたるかというと、株を「買うこと」と「売ること」です。
投資家は、様々な金融商品の中から株の種類を選んで買ったり売ったりしますよね。
つまり、それが『選択』になります。
そして、皆さんは株を買ったり売ったりする前、何をしますか?
景気動向を見たり、企業の業績内容を見たりして、あれこれ悩みますよね?
まさか、何も考えずに、「えい、やー。」で買う人はいないでしょう。
もしかしたらいるかもしれませんが…笑
自分のお金がかかっているわけなので、
基本的に皆さん何か考えを持って、投資を行うはずです。
株を「買うこと」や「売ること」つまり『選択』の中には、基本的に人があれこれ悩んだ気持ちや考え、つまり『人の心理』が含まれるというわけです。
では、またここで1つ疑問が生まれますよね。
人はいったいどうやって『選択』をしているのか?
これを理解するには、『トレードオフ』『インセンティブ』『情報』という3つのキーワードがとても大切になってきます。
次の記事から1つ1つ解説していきます。