市況解説(11月12日)

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11/11の日経平均は、817.47円高の28263.57円で引けました。

今週の株価が金曜に大幅上昇し、雲を抜けていった動きとなりました。

アメリカの中間選挙の結果を受けて、共和党優勢の動きを見てアメリカの株が買われる動きとなり、それに連動し日本株も買われるような形となりました。

ただ選挙の影響で為替が一気に円高に向いたにも関わらず、日本株が落ちないのが怖いですね。

円ドルは2日で8円ほど動き、今までの円安の動きはなんだったのかなと思わせますね。

為替は雲の中で一旦止まっているので、ここから反発する可能性がありますが、このまま抜けたら一気に円高に向きそうですね。

株価も為替との連動性がまったくなく、判断がとても難しい状況が続いていると思います。

ただ株価は一気に雲を抜けたため、投資判断は「買い」となります。

これはあくまでチャートを見ての判断で、投資判断としてはまだ「様子見」がいいでしょう。

雲を抜けましたが、このまま上昇していくのかが懐疑的な感じですので、来週あたりくらいまでは手を出さない方がいいと思われます。

現状の相場が大きく動きすぎてトレンドがほぼないような形になっておりますので、本当に判断が難しい相場だと思います。

一旦は状況をゆっくり見定めて投資判断していくのがいいでしょう。

今週のおススメセクターは、プラスセクターは海運でマイナスセクターは電力です。

今週の経済指標は、日本は11/15(火)に7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)、11/16(水)に9月機械受注、11/18(金)に10月全国消費者物価指数の発表があり、アメリカは11/16(水)に10月小売売上高の発表がありますので、こちらもきちんと確認しておきましょう。

それでは来週も皆さんの投資がうまくいくことを祈っております(^^♪

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