お金について考える

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将来が不安だ…。このまま会社で働いていて、将来暮らしていけるのだろうか?働く以外にお金を少しでも増やす方法がないものか?

 

このブログに訪れてくれた皆さんは、このように考えて、「株式投資」「不動産投資」「FX」などを始めてみようと思われているのではないでしょうか?

 

しかし実際、投資を始めようとする方は少ないです。始めたい気持ちはあるけれど、なかなかはじめの1歩を踏み出すことを躊躇してしまいがちになります。

 

それはなぜなのでしょう?

 

私は独立系のファイナンシャルプランナー・経営コンサルタントをしております。よく個人のお客様からは資産運用や将来のライフプランニングのご相談を受けており、企業からは財務の部分を中心とした経営のご相談を受けます。

お客様のお話を聞くと、個人も企業も「お金」についてあまり勉強をしておらず、免疫がないように感じます。

 

よって、投資を始めるにしても、何から勉強したらいいかわからない、そもそもお金の貯め方、増やし方の方法を知らない、そんな人たちがほとんどです。そのような状況の中、将来的な危機感を感じて自己流で投資をはじめては失敗してしまい、「株=ギャンブル」という悪循環に陥っているように感じます。

 

このようなことになってしまうのは、日本が義務教育から「お金」についての勉強をしてこなかったことが原因だと考えられます。アメリカ・イギリスでは小学校にあたる年齢から「お金」について勉強をしています。しかし、先進国である日本は、他国と比べても圧倒的にお金の教育が遅れています。やはり、日本は「お金は汗水たらして働いてもらうもの、自分が働かないでお金を稼ぐことは悪いこと」という風潮があり、日本のこれまでの文化が、投資に対する意識の低さに影響してきていると思われます。

 

しかしながら、本当に働かなくて手に入れたお金は悪いことなのでしょうか?これからの日本は自分で働いたお金だけで老後を生活できるのでしょうか?

 

次回は、「なぜ投資が必要になるのか?」についてお話しさせて頂きます。

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