今日から、投資を実際行っていく上で必要な基本原則についてお話ししていきます。
まず、「自分の作ったルールを破らない事」ですが、これは投資を行う上で、とても重要になってきます。投資を上手に行っていくためには自分自身でルールを定めなければなりません。例えば、ある銘柄を購入しました。しかし、株価が下落しており、購入金額の5%ほど値下がりしたという場合、5%株価が下がったら株を売ろうというルールを自分の中で取り決めていたとします。
私たちはこのように、ある一定の額、株価が下がった場合に売ってしまうことを損切りと呼ばれることをおこないます。
この損切りを5%で行うと決めていたのに、もしかしたらこの後、株価が上がるかもしれないから今回だけは持っておこうなど、自分の作ったルールを守れない方は必ず投資はうまくいきません。そのくらい自分を律して投資を行うことができない人は、すべてにおいて適当になってしまい、自分の弱さに負けてしまうことになります。投資は自分でお金を出して、資産を増やしていきます。人はお金が絡むと冷静な判断がくだせない場合がでてきます。その時に、きちんと自分を保って投資ができる方は精神的に強い方です。
そして、自分で投資のルールを作るときに、絶対にしてはいけないことも明記しておくのがいでしょう。あれこれルールを作っていくと雁字搦めで身動きができない可能性もでてきます。損切りをいくらで行うなど最低限の取り決めは必要ですが、ルールは必要最低限で、やってはいけないことを挙げていくことをおススメします。そして、自分が作ったルールはノートなどに書いて、いつでも読み返すことができるようにしておきましょう。