基本原則⑤ 理解できない時は投資をしないこと

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ブログをご覧の皆さま、明けましておめでとうございます。

今年も少しでも株式投資について身近に感じて頂けるように、更新していきたいと思います。

 

それでは、早速昨年の続きからとなりますが、基本原則の⑤「理解できないときは投資をしない事」についてお話していきます。

 

これは、投資の本質を理解している人であれば、難しいことではありません。

以前お伝えしたように、投資を行うことは、事実、データに基づいて合理的に判断しなければいけません。その判断を下すなかで、少しでも迷い、疑問が生じた場合は投資をすべきではないと考えています。

これはなぜかというと、その迷いがある状態で、判断を下しているのは、ただ運に任せただけだからです。投資はギャンブルではありません。ギャンブルは運に任せてお金を賭けることです。投資は運任せのものではありません。事実、データに基づき判断していきます。

 

よく、投資はギャンブルだという方々がいます。その方々は投資の本質を理解していない方達です。投資をギャンブルと思う人は、知識不足の方です。投資に対する知識や考え方が不足している場合、それでは合理的な判断が下せず、最終的に自分の勘に頼って銘柄を買います。それでは、ギャンブルと何も変わりませんよね?

本当の意味で投資を理解している方は、そのように迷った場合や、判断が下せない場合はどうしているのかというと、今回の投資を見送ります。そして、自分が理解できる状態の時を待つのです。そうすることにより、より合理的に事実、データに基づいた判断ができるということです。投資をすでに行っている方で、自分自身がわからない状態でも投資をされている方は、それは投資をしているとは言えないということです。

 

よく投資はリスクがあるので危ないと言われています。確かに金銭的なリスクはあるでしょう。ただ、私が思う本当のリスクとは無知なことだと思っています。そして、自分の理解が及ばない状態で、投資することが最大のリスクです。その「無知」というリスクを解消するためには投資の勉強をしていくことです。コカコーラの元cooのドナルド・R・キーオもこのようなことを言っています。「リスクをとることを止めるのは、極めてリスクの高いことなのだ。」

 

投資において、何が本当のリスクで、何がリスクではないのか、皆さんも合理的な判断を下しましょう。

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