市況解説（5月14日）

今週の株価は続落後の金曜に反発した動きとなりました。

日経平均は雲を割って、下落のトレンドに変わりそのまま下落していくかなと思いましたが、金曜で大幅に反転しましたね。

RCIなどが低く、NYダウも買いサインがでているので一旦来週は短期的な上昇をしていくのかなと思います。

ただ、全体トレンドは下落しており、なおかつ三角持ち合いも継続というような形になっているため、やはり判断が難しい相場が続いております。

さらにボラティリティも高く、判断が難しいですね。

個別銘柄を見ていくと下落トレンドにいる銘柄が多いのは変わらずですが、下げ止まり感じもあってさらに大幅に下がっていくためには、なにか材料がないとというような感じになっております。

さらに決算発表のタイミングですが、大幅な円安の影響もあり、企業は前期分はまだいい決算数字がでており、下げるに下がらない状態にも見受けることができます。

どちらにしろ決算発表中の銘柄が多いので、一旦様子見ですね。

投資対象の企業があれば、決算後の発表を見て投資判断していきましょう。

来週の動きとしては、短期的に上昇のような動きになる可能性が高いですが、力なく全体ではそのまま下落していく相場にまたきるかわるのではないかなと思います。

よって、投資判断が難しい状態ではありますが、上昇後の下落を狙う「空売り」でいいと思われます。

今は銘柄選びにきちんとしないと失敗する相場ですので、注意して投資していきましょう。

来週のおすすめセクターは、プラスセクターは精密機器で、マイナスセクターは食品です。

来週の経済指標は、日本は5/18(水)に1-3月期四半期実質国内総生産（ＧＤＰ、速報値）、5/19(木)に3月機械受注、5/20(金)に4月全国消費者物価指数の発表があり、アメリカは5/17(火)に4月小売売上高、パウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、発言がありますの、こちらもきちんと確認しておきましょう。

それでは来週も皆さんの投資がうまくいくことを祈っております(^^♪