これは投資を始めるとよくある行動です。そして、冷静な判断ができていない場合、特にこのような行動を行います。1度損をした場合に,人はなぜ損をしたのかを見直さず、また同じことを繰り返そうとします。
なぜ、そのようなことを人はやってしまうのでしょうか?それは、何も考えていないからです。
例えば、ある銘柄を購入したが、株価が下落して損をした場合、そこで1度立ち止まって、損をした理由を考え直さないといけません。何が損をした原因かきちんと確認して、今後は同じ過ちを繰り返さないようにしないといけません。投資は以前もお伝えしましたが、合理的でなければなりません。いかに、うまくいかなかった方法を見つめ直して、修正し、今後にいかしていくことが重要になります。そこがより合理的に判断できるところになります。
私はよく、最初のうちは自分の投資した取引をノートに記していくといいと伝えています。それは自分の失敗や、損したことを後々見つめ直して、今後に生かすことができます。他ではうまくいった取引も記すことで、なぜこの場合はうまくいったのかも後で確認することができるからです。損をしたやり方でまた同じことをすることは愚の骨頂です。
私たちは考えることができます。きちんと、投資の取引に対して反省することで、より上手な投資判断ができるということです。よく人は歴史から学ぶべきだといいますが、投資も同じです。過去から学び将来に生かしていく。この姿勢が大事ということです。