『相場観』を養うというのは、お金の流れを読むということでしたね。
では、お金の流れはいったいどのようにして決まるのでしょうか?
気になりますよね。
これが読めれば、投資家は利益を得ることができるのですから。
ここで考えていただきたいのは、お金を使うのはいったい誰か?ということです。
「人」ですよね。犬や猫、その他の動物はお金を使うことはありません。
人がお金というものを作り出し、そして、それを使っているわけです。
人がお金を使い、それによって流れが発生するわけですから、
『なぜ人はお金を使ったのか?』
という部分に着目すると、流れが読めるということです。
つまり、お金の流れを読むには、『人の心理』を読むということが必要になるのです。
え?人の心理を読む?
マジシャンじゃあるまいし、そんなことできるの?
はい、無理です。
恐らくそれを完璧にできる人なんていません。笑
『人の心理』は様々なものに影響を受けるため、予測することは困難です。
…話が終わってしまいましたね。笑
確かに、完璧には無理です。
本当にいろんな方がいらっしゃると思うので。
しかし、大多数の人が、しかも必然的に1つのことを選択せざるを得ないような心理状態になった場合はどうでしょう?
とても大きな流れができると思いませんか?
お金について知ること。
それは結局、『人について知ること』なのです。