商品先物投資とは、将来値上がりするとおもわれる現物商品に対する投資になります。
具体的には金や銀、他にはトウモロコシや小麦、原油など商品に投資していくことです。物に投資すると考えると、トウモロコシや原油などがもらえるの?と思ったりしますが、実際に物は手に入りません。商品先物とは、その商品を買う契約を行うことであり、その商品がある期間で価値が上がれば利益になります。また逆に、価値が下がると思った商品であれば、先に売るという契約を行い、後から買い戻すというやり方で、価値が下がっても利益をとる方法もあります。
商品先物投資をおこなっていく上で、先物取引というもの理解しなければなりません。ここでは分野が違うのであまり詳しくお伝えしませんが、先物取引とは将来の物の価値を予測して取引をおこなうことです。この取引は、元々は今の値段と比べて将来の物の値段がいくらになるかわからないので、企業が取引の保険代わりとして利用していました。しかし、現在は投機的な投資として浸透しており、私個人の意見としましても、リスクが高い投資商品だと思います。
その理由は、商品の価値が今後どのようになるのかを予測することになるので、生半可な知識だけ持っていたとしても、うまく投資していくことができない可能性が高いです。物の値段を決めるのは需要と供給の関係で成り立っています。よって、商品先物も、その部分をきちんと理解しておかなければいけませんが、それ以外に投資という概念が入ってきますので、商品先物投資は、純粋に値段が動くことがあまりありません。何か必要なエネルギー(原油など)が少なくなっているから、原油の値段が上がるというと、そのようにはならないことが多いということです。
そして、商品先物は生半可な知識では通用しないとお伝えしましたが、知識としては経済の知識はもちろん、世界情勢の最新の情報やチャートを読み解く知識、将来を予測し、自分の見解を作っていくということも必要になります。
よって、私は株式投資やFXなどを勉強して、次に進むステップが商品先物であると思っており、それだけ多大な知識量を必要とする投資商品だということです。