これまでに8種類の金融投資についてお伝えしましたが、それでは株式投資とはどのようなものなのか、他の投資とどのように違うのか考えていきましょう!
まずは、簡単に株式投資の簡単な概要についてです。
株式投資とは、企業の株券を買うことで、その企業の所有者(オーナー)になることができます。企業の株を買って、所有することを株主と言います。そして、その投資した企業の業績がよく、儲かっていれば、企業の株価は上昇し、年に1〜2回の配当や株主優待などをもらうことができます。
世間的に株式投資とは、すでに上場している企業に対して投資をすることを言われており、証券会社を通して売買することになります。なので、株式投資を行うためには証券会社で証券口座を開設することになります。証券会社や、口座については後ほどお伝えしていきたいと思います。
ここで簡単に株式投資を行うために最低限必要な用語ですが、
・株:企業が資金調達するために発行するもの
・配当:企業が稼いだお金(利益)の一部を、私たち株主へ支払うもの
・株主優待:企業の商品券や割引券、特典を年に一度、または数度えることができるもの
となります。
そして、株式投資で資産を増やす方法ですが、大きく分けて2つあります。それは、キャピタルゲインとインカムゲインと呼ばれるものです。
キャピタルゲインは、株を売買して得た利益のことをいい。インカムゲインは、配当や株主優待など、株を所有していたら毎年もらえる利益になります。
そこで、インカムゲイン、キャピタルゲインどちらの利益をとっていくべきなのかということになりますが、私個人の意見としては、キャピタルゲインを狙って利益をとっていく投資法をオススメしております。そして、私が開催している勉強会でもこちら方法についてお話をしています。
それでは、なぜキャピタルゲインを得る方法をおススメしているのか?
その理由は、インカムゲインは配当で利益をもらえたとしても、年間で5%程の利回りにしかなりません。そして、株主優待も資産を増やしていくという目線で考えると資産価値にはなりません。
対して、キャピタルゲインは、株価の上昇で利益を得ていきますので、株価が20%ほど上昇することもあり、インカムゲインより資産価値を増やしていくことが可能になります。やはり、リスクを背負って投資をしていますので、きちんとその対価を得ていきたいですよね。
このような理由から、今後は「株式投資に」に的を絞ったお話をしていこうと思います。