これは投資について勉強し、ある程度知識を身につけた後に注意すべきポイントとなります。
今までの投資の考え方の原則を忠実に守って、知識がついてきたら、様々な知識とテクニックを手に入れていると思います。そんな中で、実際に銘柄を買おうと思う時に、今までの知識を総動員して考えるでしょう。
しかし、たくさんの知識を詰め込んでいるので、あれこれ考えがちになります。そこで実際に買うという行動に躊躇する人たちがでてきます。それは、本当にこの銘柄でいいのかと考えてしまい、他の銘柄の方が、株価が上がりそうなど考えてしまいます。そんなときに、この原則を思い出していただきたいです。実際、最後決めるのは自分自身です。他の誰かに言われて投資するのではありません。皆さんが、事実、データに基づいて合理的に判断を下し、その判断が正しいと思っているのであれば、たとえ他人が異なった意見や考えを持っていたとしても、そして自らが優柔不断になりそうでも、自分の決めた判断に従うできです。
そもそも、判断が下せない状況であれば、以前述べた「理解できない時は投資をしないこと」という原則に従うのもいいと思いますし、あれこれ考え抜いて判断をくだしたのであれば、最後は勇気を持つことも大事だと思います。
このように状況によって感情がぶれるケースも多々あると思いますが、投資を行っていくうえで、優れた判断を下したと思えるための2つのポイントをお伝えしましょう。
・自分は本当に今回の投資について理解しているか?
・もし、自分の判断が間違っていたのであれば、この後どのように対処すべきか?
この2点をきちんと自問自答して、答えられるのであれば自信を持って投資してください。投資を今後、行っていけば判断を間違うときもでてきます。その中で、自分の投資判断が正しい確率を判断していかなければなりません。投資には失敗はつきものです。大切なのは、その失敗から何を学んだのかということです。失敗から学んだのであれば、その経験を知識、技術の糧とし、最終的に合理的な判断を下したという自信に変えてください。惜しみなく投資を学んだあなたは、自分自身で正しいと思った投資判断をやるだけなのですから。